主催者より 閉幕のご挨拶
参加してくれたお子さまたちへ
今回、参加してくれてありがとうございました。
プラモデルを作るのがはじめてだった人も、これまでずっといろいろ作ってきた人も。
そんなに長くはない冬休み、皆さんにプラモデルを作って楽しくすごしてもらえたんだなぁと、今とてもうれしくなっています。
自分の好きなものや好きな風景を、自分の手で作り上げることができる──
これが、プラモデルなど模型のいちばんの楽しみだとわたしたちは思っています。
中には、本当に作りたいプラモデルが手に入らなくて、ちがうものを作ってみた人もいましたね。
それも楽しく作ってもらえたのなら、それはきっと新しい楽しさを見つけてもらえた、良いことだったんだと思います。
自分の「好き」という気持ちを、これからも大切にしてください。
それが、あなたならではということ。
この世の中にほかにはいない、たったひとりの自分ということなのです。
これからもまた、自分だからこその「好き」を、楽しみながらカタチにしていってください。
そこには、あなただけのじまんできる世界があるのですから。
そして、それをまたこうして見せてもらえたら、とてもうれしいです。
保護者の皆様へ
前回のプラモコンテスト21やおやこジオラマコンテスト21へご参加くださった皆様も。
今回初めてご参加くださった皆様も。
まずはおつかれさまでした。
参加者登録から写真撮影、投稿、そして投票と、なにかといろいろお手間だったかと存じます。
そしてなにより、お子さまたちの「作るを楽しむ」ということを支えて頂き、本当にありがとうございます。
「こどもの個性を伸ばそう」と社会や教育の場で大きく言われるようになって、もう四半世紀が経ちます。
さて、個性ってなんでしょう。
その答えはたぶん、実はどこにもないんじゃないかと考えています。
それは「個性なんてものはない」という意味ではありません。
個性とは、こどもがそこに、誰にも強いられず、ありのままの一人の人として生きていることだろうな、と。
そして…「好きなこと・楽しいこと」というのも、誰かに強いられたりするのではなく、心のままにある個性であろう、と。
今回お子さんたちが楽しんで作られたプラモデルもまた、そんな個性のひとつだと考えます。
ですのでぜひ、これからもお子さんたちの「好きなこと・楽しいこと」を支えてあげていただければ幸いです。
閉幕のご挨拶
2022年2月19日、この結果発表をもちまして、こどもプラモコンテスト22を閉幕とさせていただきます。
昨年夏の【おやこジオラマコンテスト】の頃から引き続き、「とあるジャンルのプラモデルが入手しづらい」市場状況で、さて作品がちゃんと集まるのだろうかと、すごく不安な中での作品募集でした。
ですが最終的に88作品が寄せられ、一般の方々からのご投票も224名様から頂くという、大変ありがたい結果になりました。
お忙しい中ご尽力くださいました特別審査員の方々も。
お子さんと保護者さまの作品にエールの一票をくださいました一般のみなさまも。
さまざまな形でご協力くださいました協賛企業の皆様も。
今回もまた、本当にありがとうございました!
主催しておりますわたくしどもホビーカフェガイアは、夫婦二人で営んでいる、カレーと珈琲と模型作業席レンタルの小さな店です。
正直、コロナ禍の影響をかなり長く受け続けており…
こうしたコンテストを開催運営する費用負荷が重たくなってまいりましたため、現時点でこの夏に、昨年のように【おやこジオラマコンテスト22】を開催できるかどうかは不明瞭であります。
ですが。
2023年1月、【こどもプラモコンテスト23】だけは必ず開催したいと考えております。
どうか、その場でまたお会いしましょう!
おやこジオラマコンテスト 主催
ホビーカフェガイア